はっぴぃのたねたより


こんにちは。

遠藤 ドロシー 順子です。 

今年も残すところあとわずかとなりました。 



年の瀬のあわただしいなか

このおたよりを読んでくださり

ありがとうございます。



「はっぴぃのたねたより」

をお届けします。 



一年を締めくくり

新しい年へと向かうこの時期は

気持ちが外へ向かいやすい一方で

ふと立ち止まりたくなったり

静かな時間を過ごしたくなる瞬間も

増えてくる頃かもしれませんね。 



二十四節気では

12月22日に冬至を迎え

一年でいちばん昼が短い時期を越えました。 


冬至の朝日



ここから少しずつ光は増え

1月5日頃には「小寒」

20日頃には「大寒」へと

向かっていきます。 



「大寒」は一年で一番

寒さが厳しくなるころ。

沢の水が氷となり

厚く張り詰めるころですが

自然界では少しずつ春に向けて

草花は着実に動きはじめていきす。



そして、からだでいえば、

この時期に深く関わるのは「水」、

そして「腎・腎臓」。



東洋医学では、腎は成長、発育、

生殖に関するはたらきをする

生命の元と考えられている

大切な場所です。 



腎臓は血液をろ過し

老廃物と、身体に必要なものを

仕分けして尿をつくります。 



そのうち、約1%が尿となり

99%は再び血液へ戻ります。 



また、両親から受け継ぐ

遺伝的なはたらきも

腎が司ると考えられています。 



連綿と受け継がれてきた

先祖の気が宿る場所。 



背中の少し下にある

左右ふたつの腎臓は

お父さんとお母さん

またその先の祖先たちが

そっと見守ってくれているよう

にも感じられます。 



腎臓に関連する「腎経」という

気の流れは足裏から始まり

内くるぶしをぐるっと

包むようにめぐり、太ももの内側、

腰のあたりを通って、腎臓へとつながります。 



背中の腎臓をかんじて

手を当てたり、やさしくさすったり。

(肘を曲げて、ぐっと背中側に

引き寄せたところが腎臓の位置です) 



足首を回したり、足首にやさしく触れる。 



そんなケアは、

わたしたちの生命の元とつながり

腎の疲れを回復させたり

元気を保つためにも、とても大切です。 



年末年始は、家族や大切な人と集い、

つながりが深まる時間。 



そこには、日本人が大切にしてきた

文化や伝統があり、先祖からの

恵みを感じるときでもあります。 



1月のはっぴぃのたねが提案する

やさしい「食・動・休・感」の養生じかんは


「食」

お正月にいただくおせち料理には、

無病息災や豊かさを願う

祖先の祈りが込められています。 

ひとつひとつの意味に思いを馳せながら

よく噛み、からだの声を聴きながら味わう。 


それだけでも、いのちは

自然と調和へ向かっていきます。 


「動」

寒さのなかで

無理に動こうとしなくて大丈夫。 

大きな運動よりも、伸びをする、

ゆっくり歩く、足首を回す。 


そんな小さな動きの積み重ねが、

内に集めたエネルギーを

やさしくめぐらせてくれます。 

 

「休」

休むことは、なにもしないことではなく、

いのちの声を聴くための時間。 


「疲れたな」「少し静かにしたいな」 


そんな小さな声に応えてあげることも、

立派な養生です。 



「感」

感じることは、答えを出すことではなく

今ここにある小さな心地よさや

違和感に気づくこと。 

正解を探さず、評価もせず

ただ、感じてみる。 


それが、いのちとの対話のはじまりです。 



一年のはじまりは

なにかをはじめる前に、生命の元とつながり

わたしたちという「存在」に静かに耳をすますこと。

それが、この時期のいちばん潤う養生になります。 



また、乾燥の気になる季節でもあります。 

目がしょぼしょぼしたり

肌がかゆくなったり

かかとがかたくなったり

心がかさかさしたり。。。



そんなサインがあれば、

うるおい うるおい。



水分補給とじわ~~~~を

少しだけ意識してみてください。 



例えば、、、

白湯をゆったりと飲んだり

常温のお水を、ちびちびと。 

一口ごとに、からだの奥へ奥へ

じんわり染みわたっていく感覚を

味わってみましょう。 



わたしたちのいのちの

自然と調和していくはじまりとともに。



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 【養生とは】

「いのちに応える生き方」を支えること。 

食 = いのちをつくる

動 = いのちをめぐらせる

休 = いのちを養う

感 = いのちに気づく   


自然のめぐり(木・火・土・金・水)と調和し

自分自身の中にある自然ともやさしい調和時間。


――――――――――――――――――――  



年の終わりからあたらしい年へ。 

2026年へ。


どうぞご自身のいのちに

やさしく寄り添う時間をお過ごしください。 



セルフケアリトリート®︎ 

はっぴぃのたねを 

ご愛顧いただきましたみなさま 

つながってくださったみなさま 

支えてくださったみなさま 

本年もまことにありがとうございました 



どうぞよき年をお迎えください   


2025.12.30 



セルフケアリトリート®︎ 

はっぴぃのたね 

遠藤 範明 遠藤 ドロシー順子




◇◇◇ ◇◇◇


2026年は

1月5日(月)より営業いたします

1月 満席です

2月 ご予約を受付しております


いつも本当にありがとうございます

どうぞよろしくお願いいたします






はっぴぃのたね

自然という自分に還る セルフケアリトリート® あわただしい日々に置き去りにした 内なるの声に耳をすます 「する」ことを手放し ただ「かんじる」時間 自分という自然と自然という自分が そっと重なりあうとき すこやかさがふわりと戻ってくる ここは自然と自分の調和する場所